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11月11日 午前11時は戦没者追悼の日

イギリスでは玄関先で2分間の黙とう

Posted by HUMc on 11th November 2020

Last edited on 15th November 2020

ロンドン南西部ウィンブルドンにある追悼祈念碑 (筆者撮影)

「11」の数字が3つ並ぶ

「神様の偶然」の日時

 

11月11日の午前11時−−。「11」が3つ並ぶ欧州史上でも有名なこの日時は、ドイツ降伏と第1次世界大戦の休戦協定日。例年ならイギリスのほか、欧米各国で戦没者を追悼する礼拝や式典が行われますが、今年はオンラインにて、黙とうは各自が自宅玄関前で捧げました。

 

ロンドン南西部のウィンブルドンにある追悼記念碑前も今年はひっそり。負傷した退役軍人と見られる男性が1人、静かに佇んでいました。

 

「リメンバランス・デー」として知られる11月の第2日曜日も、例年なら英首相官邸近くの記念碑前や全国各地で、また欧州の各都市で大々的な追悼式典が行われます。ところが、コロナ感染症第2波対策のロックダウンで今年は、この式典も大幅に縮小されました。

 

終戦75年の今年、日本が終戦の日とする8月15日は初回のロックダウン明け直後。記念碑から徒歩15分の場所にあるセント・メアリーズ教会で行われた追悼礼拝も、50人限定に縮小、完全な事前予約制のうえ、マスク着用厳守と異例づくめでした。

 

不安定な世の中。変わらないのはアガペ(神の無償の愛)

目に見えない微小なウィルスと戦う日々。2度目のロックダウンについては、コロナ感染症以外の治療延滞による死亡例や生活習慣病など弊害の大きさから反対の声も一部で広がっています。

 

半面、英当局はコロナ対策諸法の「掟破り」は検挙すると断固とした姿勢。社会全体が戦々恐々としている感が否めません。英政府の経済対策で政府借り入れ金額は戦後最大と、先行き不安感や中期的な失業急増の懸念もあります。

 

写真は、神戸で11日開催された世界平和を祈る「サンライズ・プレヤー」に出席した恵子・ホームズが撮影

こんな不安定な世の中にあっても、変わらないのはアガペ(神様の無償の愛)。聖書はこう語りかけています。

 

「[私たち]が叫ぶと、主は聞いて下さる。

そして、[私たち]をその全ての苦しみから

救い出される。

主は心の打ち砕かれた者の近くにおられ、

霊の砕かれた者を救われる」。

(詩篇34章17~18節)

 

 

 

講演ツアーで日本にいる恵子・ホームズはちょうど、この日の午前11時に世界平和を祈る「サンライズ・プレヤー」で講話を担当。これも「神様の偶然」でしょうか。恵子以下、日英のアガペ・ワールド理事・関係者一同、元日本軍捕虜の方々や戦没した先人たちに敬意と追悼の意を表するとともに、皆さまの心の癒しや解放、平和のためにお祈りしています。

 

Posted by HUMc originally on 11th November 2020

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